基礎パッキン工法とは?

換気口の違いと特徴

従来の床下換気口
従来の床下換気口

従来の床下換気口はみなさんにとっておなじみの、基礎コンクリートに設けられた縦15cm横30cmぐらいの開口に樹脂製のブラックネットが取付してあるものだと想像がつくと思います。

基礎パッキン工法
基礎パッキン工法

一方、基礎パッキン工法というのは、基礎に換気口を開けるのではなく、基礎と土台の間に強固な樹脂製のパッキンを使い、基礎と土台間に隙間を作ることよって換気するという方法です。

基礎パッキンの設置をしてから上に土台をのせ、固定します。基礎に穴を開けなくてすむので、耐震性にもすぐれているので、近年の基礎換気では主流となっています。

土台水切りとは?

土台水切り
土台水切り

住宅の完成後は、土台水切りにより基礎パッキン部分は見えなくなります。
土台水切りは雨水の浸入を防ぐために設けられていますが、基礎面と水切り面との間隔が狭く十分な換気が出来ていない住宅が多くあります。

近年では通気性を考慮した土台水切りも開発されています。

基礎パッキン工法住宅の湿気(結露)