お客様からのご依頼で、戸建住宅に防犯カメラとセンサーライトを取付けたのでご紹介します。
近年では「闇バイト」を利用した強盗事件のニュースが多く報道され、お客様より防犯対策のご相談も多くなってきました。そのご相談内容の中で、防犯カメラの設置以外では、「窓に格子の取り付け・シャッター式雨戸の取り付け・勝手口ドアの交換・防犯用内窓の設置」などが多いです。犯罪は社会を映す鏡と言われるとおり、お客様の防犯意識の高まりを感じます。
では、簡潔ではありますが工事のプロセスをご紹介します。
闇バイトとは
SNSなどで募集される「高額報酬」の仕事に応募した者が犯罪に加担するケースです。主犯が犯行計画を立て、募集に応じた人々を「実行役」として利用します。被害には金銭や貴重品が狙われ、暴力を伴うこともあります。近年、この手法が増加しており、警察は注意を呼びかけています。
今回、採用した商品は、
- WTW 塚本無線 ワイヤレス防犯カメラ バレット防犯灯黒 500万画素
- WTW 塚本無線 16インチモニター 26×15㎝ 2TB
- RITEX人感センサーライト 屋外 防犯ライト 14W×3灯 4000ルーメン
家のルーター(Wi-Fi)を介さず、カメラとモニターが無線で直接繋がる優れもの!しかも接続距離は200mもあるんです!
昔は、LANケーブルで繋いだり、ルーターとカメラをWi-Fiで繋ぐのに手間が掛かっていましたが、設定がすごく簡単になりました(^_^)v
カメラとセンサーライトはもちろんですが、電源100Vが必要です。
カメラ設置付近に屋外コンセントが無いなーと思いながら探していたら、壁に電源らしきBOXを発見!中を確認すると門扉横のポストの照明とインターホンの配線が結線されていました。
お客様はポストの照明を使用していなかったので、室内にあるポスト用の照明スイッチを常時ONの状態にするため、スイッチを外し結線コネクタでつなぎ、スイッチ部分をブラケットで塞ぎました。
既存のBOXが小さくて配線が収まらないので大きいのに替えました。
配線を通すPF管はなるべく目立たぬように、家屋の入隅と出隅のラインに沿って延ばしました。
配線をPVKボックス内できれいに収め、防水のためコーキング処理を施します。
防犯カメラ設置工事の完了です。
広角カメラなんで玄関ポーチから駐車場まで映し出し、夜間は8灯の赤外線ライトが闇夜を照らします。
お客様はセンサーライトの明るさにビックリしていましたが、これで夜間でも不審者の顔がバッチリ録画されることでしょう('◇')ゞ