テナントの改修工事で回収した、55kgの耐火金庫を解体、分別して処分しました。
耐火金庫はすべてが鉄の塊ではなく、外側の鉄板の中は気泡コンクリート(耐火材)に覆われています。火災のの際に中身の焼失を防ぐためですね。

今回、この金庫を解体した場合、金属(鉄屑)はどのくらい残るのか?
また、昨今においては金属の買取価格が上昇しています。
鉄屑を売却したら一体いくらになるのか!?を検証してみました。

耐火金庫の解体
解体する耐火金庫🔍

解体する耐火金庫は、

97年製の幅410/奥行47.5/高さ625で質量55kgになります。

解体にはグラインダーとバールとハンマーの3点で行いました。

耐火金庫の解体
使用したグラインダーの刃🔍

今回、大活躍したのが画像の【薄鉄板用のグラインダーの刃】です。

これがなかったら倍以上の時間がかかっていたかも知れません。


耐火金庫の解体
外側の鉄板を剥がした状態🔍

外側の鉄板を剥がすと気泡コンクリートに覆われています。

耐火金庫の解体
金庫の内側🔍

外側の気泡コンクリートを剥がすと鉄の箱が残ります。

耐火金庫の解体
気泡コンクリート🔍

画像の金庫の周りに散乱している白い物体が気泡コンクリートです。

鉄とコンクリに分別できました。

耐火金庫の解体
分別した耐火金庫🔍

解体完了です。

所要時間:約2時間
気泡コンクリートガラ:約27㎏(土のう4袋)
鉄屑:約28㎏

鉄屑買取価格は1,680円です。
この解体に要した時間、労力は売却価格に見合うのか、果たして…

あなたは挑戦しますか?